EC-CUBE3のインストール画面の設定
前回ではEC-CUBE3の環境構築とインストールについて簡単に説明しました。
今回はもう少し詳しくインストール画面について説明します。
EC-CUBE3とデータベースの準備は既に完了しているものとして、
下記のURLへアクセスします。
http://localhost:8888/eccube/html/install.php/step1
インストール画面が表示されますので、「次へ進む」ボタンを押します。
「送信を承諾する」はチェックしてもしなくてもどちらでも構いません。
権限チェックがされますので、問題がなければ「次へ進む」を押します。
サイトの設定画面が表示されます。こちらはサイト名や管理者用メールアドレス等の情報を入力します。 それぞれの項目の説明は以下の通りです。
- あなたの店名 : サイト名
- メールアドレス : 管理者用のメールアドレス
- 管理画面ログインID : 管理画面にログインするID
- 管理画面パスワード : 管理画面にログインするパスワード
- 管理画面のディレクトリ名 : 管理画面のURL
- サイトへのアクセスSSL : httpsで接続させるかどうかのチェック
下記は実際に入力した内容となります。
(メールアドレスはここでは表示されていませんが、実際には入力してください)
入力が完了すると次はデータベースの設定となります。
今回はmysqlを利用するのでmysqlを選択し、以下のように入力します。
設定が完了すればデータベースの初期化を行います。
完了しました画面が表示されれば、インストールは無事に完了です。
「管理画面を表示」ボタンを押すと管理画面が表示されます。
こちらの画面では、先ほど設定したログインID、パスワードを入力し「ログイン」ボタンを押します。
無事にログインできれば管理画面のトップページが表示されます。
また、
http://localhost:8888/eccube/html/
へアクセスするとトップページが表示されます。
2系とは違って管理画面、フロント画面ともにがらっとイメージが変わりましたね。
立方隊長もいなければアイスも無くなっています。
テンプレートを変更しなくてもこの画面であれば、商品を変更するだけでそのまま使えそうな感じがしますね。
EC-CUBE3をMAMPにインストールする方法
2015年7月1日に待望のEC-CUBE3がリリースされました。
というわけで早速MAMPに対してEC-CUBE3をインストールしてみます。
MAMPのダウンロード、インストール
MAMPはダウンロードしてインストールするだけですので詳細説明は割愛します。
MAMPをダウンロード後、インストールすると/ApplicationディレクトリにMAMPディレクトリが作成されます。 MAMP PROというディレクトリも作成されますが今回は普通のMAMPを使います。
php.iniの設定
ダウンロードしたらphp.iniのtimezoneの変更をしてください。
今回はMAMPの初期設定されているphp5.6.7を使います。
/Applications/MAMP/bin/php/php5.6.10/conf/php.ini
のphp.iniにあるtimezoneを
date.timezone = Asia/Tokyo
に変更してください。
EC-CUBE3のダウンロード
さて本来の目的であるEC-CUBE3をインストールしてみましょう。 本日時点でEC-CUBE3.0.0なのでそれを想定して説明します。
早速下記URLよりVersion 3.0.0をダウンロードしてください。zipでもtarでもどちらでも構いません。
EC-CUBEダウンロード / ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」
データベースの作成
事前にデータベースが必要なのでMAMPを実行し、phpMyAdminへアクセスします。
http://localhost:8888/phpMyAdmin
「データベース」タブを選択し、 以下のデータベースの内容を作成してください。
データベース名:eccube3 照合順序:utf8_general_ci
今回はEC-CUBE3のインストールのみなのでMAMPのデフォルトで設定されているrootユーザのままインストールしますが、本来であれば適切なユーザーとパスワードを設定する必要があります。
EC-CUBE3のインストール
ダウンロードしたEC-CUBE3を先ほどインストールしたMAMPのhtdocsにコピーします。
(解凍したEC-CUBEのディレクトリ名をeccube-3.0.0からeccubeに変更します。)
/Application/htdocs/eccube
http://localhost:8888/eccube/html/install.php/step1
へアクセスしてください。
そうするとEC-CUBE3のインストール画面が表示されますので、 適切な内容を設定してください。
最後まで入力するとEC-CUBE3の設定は完了です。
インストール画面の設定は次回の記事を参考にしてください。
作ってみた。
一応作ってみただけです。
タイミングを見てブログをこちらに移行させようかな。