EC-CUBE3のインストール画面の設定

前回ではEC-CUBE3の環境構築とインストールについて簡単に説明しました。

amidaike.hatenablog.com

今回はもう少し詳しくインストール画面について説明します。

EC-CUBE3とデータベースの準備は既に完了しているものとして、
下記のURLへアクセスします。

http://localhost:8888/eccube/html/install.php/step1

インストール画面が表示されますので、「次へ進む」ボタンを押します。
「送信を承諾する」はチェックしてもしなくてもどちらでも構いません。 f:id:amidaike:20150703040818p:plain

権限チェックがされますので、問題がなければ「次へ進む」を押します。 f:id:amidaike:20150703040841p:plain

サイトの設定画面が表示されます。こちらはサイト名や管理者用メールアドレス等の情報を入力します。 f:id:amidaike:20150703040846p:plainf:id:amidaike:20150703040849p:plain それぞれの項目の説明は以下の通りです。

  • あなたの店名 : サイト名
  • メールアドレス : 管理者用のメールアドレス
  • 管理画面ログインID : 管理画面にログインするID
  • 管理画面パスワード : 管理画面にログインするパスワード
  • 管理画面のディレクトリ名 : 管理画面のURL
  • サイトへのアクセスSSL : httpsで接続させるかどうかのチェック
  • 管理画面のIP制限 : 設定すると決まったIPアドレスまたはドメインからしか接続不可能

  • メーラーバックエンド : mailかSMTPsendmailを環境に合わせて選択

下記は実際に入力した内容となります。
(メールアドレスはここでは表示されていませんが、実際には入力してください) f:id:amidaike:20150703040852p:plain

入力が完了すると次はデータベースの設定となります。 f:id:amidaike:20150703040855p:plain

今回はmysqlを利用するのでmysqlを選択し、以下のように入力します。 f:id:amidaike:20150703040859p:plain

設定が完了すればデータベースの初期化を行います。 f:id:amidaike:20150703040903p:plain

完了しました画面が表示されれば、インストールは無事に完了です。
f:id:amidaike:20150703040909p:plain

「管理画面を表示」ボタンを押すと管理画面が表示されます。 f:id:amidaike:20150703040913p:plain

こちらの画面では、先ほど設定したログインID、パスワードを入力し「ログイン」ボタンを押します。 f:id:amidaike:20150703040916p:plain

無事にログインできれば管理画面のトップページが表示されます。 f:id:amidaike:20150703040921p:plain

また、

http://localhost:8888/eccube/html/

へアクセスするとトップページが表示されます。 f:id:amidaike:20150703040922p:plain

2系とは違って管理画面、フロント画面ともにがらっとイメージが変わりましたね。

立方隊長もいなければアイスも無くなっています。

テンプレートを変更しなくてもこの画面であれば、商品を変更するだけでそのまま使えそうな感じがしますね。

EC-CUBE3をMAMPにインストールする方法

2015年7月1日に待望のEC-CUBE3がリリースされました。

www.ec-cube.net

というわけで早速MAMPに対してEC-CUBE3をインストールしてみます。

MAMPのダウンロード、インストール


MAMP & MAMP PRO

MAMPはダウンロードしてインストールするだけですので詳細説明は割愛します。

MAMPをダウンロード後、インストールすると/ApplicationディレクトリにMAMPディレクトリが作成されます。 MAMP PROというディレクトリも作成されますが今回は普通のMAMPを使います。

php.iniの設定


ダウンロードしたらphp.iniのtimezoneの変更をしてください。
今回はMAMPの初期設定されているphp5.6.7を使います。

/Applications/MAMP/bin/php/php5.6.10/conf/php.ini

php.iniにあるtimezoneを

date.timezone = Asia/Tokyo

に変更してください。

EC-CUBE3のダウンロード


さて本来の目的であるEC-CUBE3をインストールしてみましょう。 本日時点でEC-CUBE3.0.0なのでそれを想定して説明します。

早速下記URLよりVersion 3.0.0をダウンロードしてください。zipでもtarでもどちらでも構いません。

EC-CUBEダウンロード / ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」

データベースの作成


事前にデータベースが必要なのでMAMPを実行し、phpMyAdminへアクセスします。

http://localhost:8888/phpMyAdmin

「データベース」タブを選択し、 以下のデータベースの内容を作成してください。

データベース名:eccube3
照合順序:utf8_general_ci

今回はEC-CUBE3のインストールのみなのでMAMPのデフォルトで設定されているrootユーザのままインストールしますが、本来であれば適切なユーザーとパスワードを設定する必要があります。

EC-CUBE3のインストール


ダウンロードしたEC-CUBE3を先ほどインストールしたMAMPのhtdocsにコピーします。
(解凍したEC-CUBEのディレクトリ名をeccube-3.0.0からeccubeに変更します。)

/Application/htdocs/eccube

http://localhost:8888/eccube/html/install.php/step1

へアクセスしてください。

そうするとEC-CUBE3のインストール画面が表示されますので、 適切な内容を設定してください。

最後まで入力するとEC-CUBE3の設定は完了です。

インストール画面の設定は次回の記事を参考にしてください。