EC-CUBE3.0.11がリリース、サーバ選定について
9月28日にEC-CUBE3.0.11がリリースされました。
EC-CUBE3.0.11で特徴的なものとしては、
- PHP7 対応
- パフォーマンス向上
- URLからhtmlを取り除くことが可能
が大きな特徴となります。
このブログで度々URLからhtml
を削除する方法を書いてきましたが、
3.0.11から公式にhtml
の削除ができる方法が提供されるようになりました。
削除する方法はこちらのURLを参考にしてください。
インストール時にURLからhtmlを無くす | EC-CUBE 開発ドキュメント
3.0.11のパフォーマンス結果についてより詳しく知りたい方は、こちらのURLも参考にしてください。
サーバ選定について
今回のバージョンよりパフォーマンス向上及びPHP7に対応したということで、
EC-CUBE3を今後利用したいという方のためにどのサーバを選べば良いのか書かせてもらいます。
既にEC-CUBE3を利用されている方はお気付きのように、3系は2系に比べて動作がもっさりしており表示速度も芳しくありませんでした。
EC-CUBE3.0.11ではあれこれ手を加えてパフォーマンス向上を行いましたが、 さらにストレスなく動作させる上で重要となるのがサーバとなります。
EC-CUBEを利用するには必ず
等と契約する必要がありますが、インフラに詳しい方がいる場合、
先ずはこの基準で検討してもらって問題ありません。
次に必要となるのがサーバスペックとなります。 EC-CUBE3のパフォーマンスを色々と調査した結果、一番効果が期待できるサーバ要件としては、
- SSDを使う
- PHP7を使う
- OPcacheを使う
- apcuを使う
これらが適用できる環境であればストレスなく動作させる事が可能です。
クラウドやVPSを利用できる方は是非この組み合わせでサーバを構築してください。SSDは必須です。
レンタルサーバをご利用される方についてはレンタルサーバ会社によってスペックが異なりますが、 今ならPHP7が使えるレンタルサーバを是非ご利用ください。
代表的なところとしては、以下のレンタルサーバがPHP7に対応しておりレンタルサーバ選びに迷っている方は参考にしてください。
個人的には昔からさくらサーバを長年愛用していますので、早くさくらサーバもphp7に対応して欲しいところではありますが。
今回DBのパフォーマンスについて言及しませんでしたが、機会があればまた書きたいと思います。